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会社を辞めたい、いや辞めてみたい40代おとこ

仕事を通じて得られたもの

良いことなのか、そうではないのか

ブログをはじめてみると、書きたいことが多々あることに気が付きました

 

もしかして、話す相手が欲しいのかなとも考えたが

結果、単に自分の考えをまとめたいだけのような気もします

 

言葉には記録する、コミュニケーションをとる、そして考えをまとめる面がある

 

あらゆる側面があるから面白い

 

 

 

いろんな仕事の進め方、考え方

 

大人数で構成されている職場に籍を置いているので、人事異動のたびに知らない人だらけの場所で仕事をすることになります

 

なので、これまで数えきれない程の人達と仕事をして、さまざまな仕事の進め方を見てきました

 

ある人は丁寧に仕事を進めて、いきなり100%に近い仕事をしたし、ある人はざっくり70%くらいの仕事をして、そのあとで確認しながら手直しして100%に近づけていました

 

仕事の進め方には人それぞれ自分に合ったやり方があるし、仕事をきちんと完了させられる人はそれぞれのスタイルを持っている気がする

 

そんな「できる人」の仕事の進め方はどれも参考になったし、関心させられるものも少なくなかったです

その中で私も先輩方の仕事を参考にしながら、自分に合った仕事の進め方を手探りで探して自分にあった仕事の進め方を身に付けた(つもり)

 

 

そして、仕事の進め方は、その人の考え方にも直結していると思っています

 

というのも、仕事の進め方すなわち、ものの捉え方、それに対する解決策の導き方はそれぞれの考え方に依存すると考えているから

 

そう考えると、仕事を通じて様々な考え方に触れてきたとも言えるのかもしれない

 

そして、様々な考え方に触れることで私の世界は広がったし、それまでよりも多角的に物事を捉えられるようになったと感じます

 

若いころ、特に20代の頃はこのグリグリと世界を広げられていく感覚が楽しかったし、毎日充実していました

 

職場で怒鳴りあいの喧嘩をしている人達がいても、それを見て関心していたものだ(喧嘩は止めない)

 

 

これは、職場で得られた経験の中で大きな糧の一つなんだろうと思う

 

 

 

言葉

 

20年近く仕事をしていると、これまでに投げかけられた言葉の中に印象的で心に残っている言葉がいくつもあります

 

それらの言葉は人生の指標と言ったら大げさだが、それに近いものとして生きていくうえでの何かしらの判断材料になっています

 

 

「手を抜いて、いいものができるなら最高じゃないの」

 

私が仕事を始めた頃はまだ古い体質が残っていて、

・仕事の成果

・一所懸命に仕事をやっている姿

は【セット】でないといけない空気が職場に残っていたんです

 

今考えると良くないのは明白、それでもそのような言葉は悪いが「非合理的」な職場環境が確かにありました

 

私はその【セット】を提供するのは非常に苦手で、仕事の成果への近道をいつも探して回っていたので、一部の先輩方には手抜きと思われていた節があります

 

そんな中でも、

「手を抜いて、いいものができるなら最高じゃないの」

と言葉をかけてくれた先輩がいました

 

素直に嬉しかったし、

 

その

現在の価値観にとらわれずに、自分の評価基準を持って人を評価できる姿勢

 は見習わなければいけないと強く思わされました

 

 

「君は1か月この本を熟読していなさい」

 

人事異動により、全くの専門外の部署に異動になったことがあります

大学の専攻でもない、いままで興味を持ったこともない業務

 

その部署の、恐いと言われているある上司の下につきました

 

そして、最初に受けた指示が

「君は1か月この本を熟読していなさい」

 

言い方もぶっきらぼうだったし、専門外の仕事から遠ざけられているようにも感じたのですが選択肢もなかったので、ただ本を読んで書いてあること学ぶだけの1か月を過ごしました

 

そして、本からある程度の専門知識を得て、少しづつ業務にも慣れていき、その上司とも良いコンビ(自称)で仕事ができるようになりました

 

 

そして、1年前に私がただ本を読んでいた時期になり分かったことが

 

…忙しい

 

考えてみれば、人事異動の時期で部署全体がバタバタしている中、暇な訳はない

当然、1年前の同じ時期も忙しかったことはその頃になれば理解できていました

 

 

つまりその上司は、専門外の部署に来た若い職員を少しでも早く慣れさせるために、忙しい時期にも関わらず二人分の業務をこなしながら私が学ぶ時間を作ってくれていた

 

ということを、1年後に理解しました

 

 

初めに言われたぶっきらぼうな言葉は、人を育てる・人に何かを伝えることは単純なものではなくいくつもの方法があると、今でも感じる言葉のひとつとなっています

 

 

他にも、印象に残っている様々な言葉があります

印象に残る言葉は今後も大切にしていきたいので、忘れる前にまた書こう

 

加齢とともに忘却に怯えるのは皆同じはず

 

 

 

体験

 

私は、ちょっとしたミスやトラブルでは動揺しない

 

なぜか

それは、これまでにミスやトラブルをさんざん起こしてきたから!!(反省)

 

 

ミスやトラブルは人間であれば起こしてしまう、そんなことは多くの人が理解している

そして、その後のフォローがすごく大切、それもみんな知っている

 

それでも、うまくできない

 

それはパニックになってしまったり、フォローがうまくできなかったり原因は様々

 

 

大きな組織にいると、ミスやトラブルを起こす立場もフォローする立場も数多く経験できる

もちろん、一生経験しなくていいならその方が良いが、生きていればそういうわけにはいかない

 

このミスやトラブルに遭遇しても、さほど(←重要)動揺せずに適切にフォローができる力は仕事を通じて培われたものであり、仕事、プライベートを問わず活かすことができる大きな力だと感じています

 

 

 

得られたもの 

 

仕事を通じて多くのものを得ることができた、これには感謝をしているし、人生が豊かになったと言い切れるものですね

 

得られたものを自分の中でかみ砕き、それが今の私の言葉になり、行動になっているんだと感じます

 

ほんと仕事っていいな、と思えるエピソードは他にも多々あるし

つらい思いを乗り越えたこそ得られた経験もたくさんある

 

 

そして、今

そんな仕事を辞めてみたい

 

人生って面白いですねこれ