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会社を辞めたい、いや辞めてみたい40代おとこ

4つの窓:心理学

自宅の周囲には自然が多いため、犬と一緒にゆっくりと散歩をしていると季節の移り変わりを感じることができてとても気分が良い

 

例えば今だと、くっきりとした緑が増えてきて、その中に藤の花が咲いていたり、カエルの鳴き声が聞こえてきたり

 

季節の変わり目はとくに変化が大きく、探さなくても感じ取れる確かな変化を楽しめる

そして、それは時間帯が昼であろうと夜であろうと変わらない

 

 

犬と散歩をして

そんな変化を楽しみながら、ゆっくりと歩くことは楽しみのひとつ

 

 

なので、

 

 

たまにフルパワーで引っ張るのをやめてほしい

 

 

 

 

心理学

 

大学の選択科目に心理学がありました

 

学部・学科を考えるとなぜ存在したのか分からない科目ではあったんですが、興味を惹かれたし何よりも楽しそうなので迷わず選択

 

そのころ私が持っていた心理学に対するイメージといえば、

・人の考えが見透かせちゃう

・集団の動きを予測できちゃう

などの、なんとなく派手なもので、その派手さを期待して受講をしたのをなんとなく覚えています

 

結果、心理学は他の学問同様、地味(に見える)な研究や事象の解析などを積み上げていくものであり、派手さを期待していた分やや拍子抜けしましたがその堅実さに魅力を感じる学問でした

 

人によって考え方、感じ方が異なりますが、

私にとって心理学は実践的なもので、その知識は、現在の職場の中で私が担っている職務の一部で非常に有効に活用できています

 

 

とはいっても、心理学の講義で学んだことを逐一覚えているかといえば当然そんなことはないです(現役の時ですらちゃんと覚えていたかは不明)

それでも、心に残っている内容はいくつか、

 

その一つが

 

4つの窓

 

の話

 

 

 

ジョハリの窓:自分から見る自分、他人から見る自分

 

自分自身に対する

 

・自分自身からの視点

・他者からの視点

 

このふたつを組み合わせることで、自分の特性を知ることができる

 

 

これは、昔の偉い人(ぼんやり)が提唱した自己分析の方法で

 

・自分も他者も知っている自分:自分〇 他者〇 → 開放の窓

・自分は知っているけど、他者は知らない自分:自分〇 他者× → 秘密の窓

・自分は知らないけど、他者は知っている自分:自分× 他者〇 → 盲点の窓

・自分も他者も知らない自分:自分× 他者× → 未知の窓

 

この4つの窓はジョハリの窓といわれるもので、これを理解することで良いことがある!(ぼんやり)

というもの

 

これを講義で聞いた当時は、「そんなもんなのかなー」なんてくらいの印象

 

が、生きているとこれを意識させられることが多んです

 

なので、心に残っているというよりも

忘れようにもたびたび起きることだから忘れられない

が正確な言葉なのかな

 

 

 

自分への評価、他人からの評価

 

自己評価は少々高い方なんだと思います

 

手を抜くためなら労力をいとわない姿勢(矛盾)は、人一倍強いと思うし、そのために磨いたスキルもあります

周囲より早い時期からPCスキルの向上に取り組み、無駄な業務を減らしたし、仕事をどう進めたら質を下げずに手を抜けるかを考える時間を長く取り、効率化を少しづつでも進めた(つもり)

 

効率よく仕事をしようとする姿勢を評価されて、マルチタスク求められる業務に配置換えになったこともあった

 

 

では、他者からの評価はどうか

 

効率よく業務を進める、という評価

手抜きをしようとする、という評価

まじめだと言われる

向いてないからこの会社をやめろと言われる

 などなど

まあ、いろいろ

 

つまり、自分の視点、他者の視点はこれだけ違う

 

 

20年近く仕事をしていると人事を担当する部署なり、同僚なり他者から評価されることは多々ありました

 

他者からの評価には4つの窓で言うと開放の窓かなと思うこともあったし、これは盲点の窓だなと思うことも多かったです

 

 

4つの窓を意識していると

他者からの評価は非常に参考になることが多く

 

良いものであろうが、悪いものであろうが他人の評価を聞いて

 

自分の盲点の窓をもっと知りたい

 

と思っていたこともありました

 

 

今思うと、変人だなこれ

 

 

 

未知の窓

 

会社を辞めたいなどとほとんど思わずに、ただただ20年近く仕事をしてきました

 

不満はないし、お金をもらえる

辞めたいと思う理由なない

 

しかし、40歳を過ぎて

辞めてみたい

と思うようになりました

理由は、時間を作って人生をもっと楽しみたいから

 

これは完全に未知の窓でした

 

 

少なくとも20代の頃は、どこの窓を覗いてもそんな自分はいなかったのであろう

仕事は刺激が多く楽しいものでした

 

いつからかわからないが、それは未知の窓のなかに存在し、今は秘密の窓の奥底に押し込まれています

 

 

「20歳を過ぎたら、人なんてそうそうは変わるもんじゃない」

というセリフを聞いたことが何度かありますし、自分でも言ったことがあります

 

言う人によって、それは25歳であったり30歳であったりしましたが(私は20歳派)、そう思っている人も多いと思います

 

しかし、体感してしまった

時間と共に人の考えは変わる

 

当たり前のような言葉ですが、ここまではっきりと体感してしまうと同じ言葉でも質が異なります

 

変化することは楽しいと感じる性格ですが、この考えの変化はどうにも身動きが取れないのでお付き合いしていくことは難しい

 

 

ジョハリの窓を確認するためにお互いに評価をする、という作業を講義の中で学んだし、それは社会人になってからも会社の研修で行いました

 

そうすることで開放の窓、盲目の窓を理解できる

開放の窓、盲目の窓が把握できれば、おのずと秘密の窓も把握できる

 

では、未知の窓はどうだろう

自分でも把握していない考えは、他者の評価を聞くだけでは当然把握することはできないでしょう

 

そして、今までに無かった考えに至った自分をさらに把握するために、

つまり

未知の窓を開く方法を考えた末に私が取った行動が

 

文章を書く

 

行為

 

このまま自分の考えを書いていたら何かに気が付くかな、と期待しています

今のところ、何も変わってないけど

 

 

いや、最近多肉植物が好きってことは発見しましたね

 

関係あるのかなこれ?